五つの元気
元気に長生きするに当たって必要なことは、そもそも「元気とは一体何か?」について考えることです。「元気で長生き」と口で言うことは簡単ですが、それが何かをイメージせずに言っていても、なかなか効果的な対策は打てません。そこでここでは、特に考えるべき五つの元気について提唱したいと思います。その五つとは、内臓・骨・免疫・血管・神経の五つです。これらの元気を保つことによって、健康な身体を維持していくことを目指します。そしてそれには、若いうちからその意識を持つことが欠かせません。
日本の人口ピラミッドにおいて最も数の多い、俗に団塊の世代と呼ばれる世代がいよいよ高齢者の仲間入りをしようとしています。これまでは年金も医療費も現役世代の方が圧倒的に多かったために、それほど大きな問題とはなりませんでした。ですがこれからはそうではありません。ある試算では、2020年には全人口の四人に一人が高齢者になるとも言われています。ですから、自分の健康は自分で守るということは、自分のみの問題ではなく最早社会全体に対する責任であるともいえるのです。
今は若い方たちも、いずれは高齢者の仲間入りをします。そしてそれまでに少子化に歯止めがかかる、即ち全人口に対して現役世代が占める割合が回復する見込みはあまり高くありません。ですから、一人一人が自分の力で生きていく体力と気力を持つことが求められるのです。来るべきそのときに備えて、若いうちからしっかり準備をしておきましょう。